はじめに
今回は、メルカリへの出品を考える際、
特に注意が必要だなあ('_')
と感じる物の具体例を書いてみたいと思います。
法律やメルカリへの出品に関するルールを確認していると、
たまたま出品しようと考えたことがない物だったけれど、これって出品してはいけないものだったんだなあ。。。
と、意外に感じることがたくさんあります。
このため、
知らないうちにルール違反になってしまっていた(;´Д`)
ということがないよう、
具体的な物の例を通して、
法律やメルカリの出品に関するルールを確認する
というのも良いのではないかと考えています。
この機会にこのような視点からも一度確認しておきませんか?(*'ω'*)丿
具体例① 香水
メルカリでは、
「コスメ・香水・美容」
のカテゴリーを選択して出品すれば、
香水を出品すること自体に問題はありません。
※メルカリアプリのガイドには、
上記のカテゴリー以外での出品はおやめください
とありますので、注意しましょう(・ω・)
香水の出品に関して問題になるのは、
たとえば、香水を小分けにして販売しようとする場合です。
小分け販売はメルカリアプリのガイドにて禁止
となっています。
販売時の工夫として良さそうなアイディアに感じますが、要注意ですね(;'∀')
このような出品物を発見した場合、
メルカリ事務局の判断で、
商品を削除する、メルカリアプリの利用を制限する、退会処分とする
などの対応をとる
とのことです。
今までに自分が出品したことのないカテゴリーの商品
を出品するときは、
メルカリアプリ内のガイド で関係する部分をみてからにしよう(*´з`)
というスタンスでちょうど良いくらいなのかな。。。
と感じます。
この記事でも詳細を確認していただけるよう、以下に、
コスメ・化粧品に関して禁止されている出品物
を書いておきたいと思います。
コスメ・化粧品に関して禁止されている出品物
- 法的許可のない手作りコスメ、化粧品、石鹸、シャンプー、コンディショナー、乳液など
- 店頭で使用される化粧品のテスター
- 化粧品、香水などの小分け販売
- 製造番号、製造記号(ロットナンバー)や成分表示が商品本体やその外箱に記載されていない、または削られている化粧品類
- 個人的に輸入した化粧品類
- その他、医薬品医療機器等法(薬機法)に抵触する化粧品類、上記と同等品と判断されるもの
※メルカリアプリ内のガイド によると、
化粧品類 とは、主に、
ヘアケア、ボディケア、スキンケア、メイクアップ、オーラルケア、香水
を指すとのことです。
メルカリへの出品時に限らず、
購入する際もロットナンバーなどを意識して確認するようにすれば、
購入後のトラブルを避けられるかもしれませんね!
※許認可を受けている化粧品類の出品は可能で、違反になりません。
ただ、海外製の化粧品の個人輸入は、もともと自己使用の目的 に限り認められていて、
個人輸入した化粧品を他人に販売することはできないことになっています。
また、東京都福祉保健局のホームページによると、
たとえば、輸入した化粧品を販売・授与するためには、
通常、次の許可が必要で、
許可後にはさらに、取り扱う化粧品ごとに届け出が必要
とのことです。
輸入した化粧品を販売・授与するために必要な許可
- 化粧品製造販売業許可(医薬品医療機器等法第12条)
- 化粧品製造販売業許可(医薬品医療機器等法第12条)
- 化粧品製造業許可(医薬品医療機器等法第13条)
以上が今現在(2020年8月時点で)
メルカリアプリ内のガイド に示されている内容です。
'個人的に輸入した化粧品類' は出品禁止
となっていますが、
化粧品類 に限らず、
個人輸入に関する物については、
出品前に、経済産業省のホームページ を確認する必要があると考えます。
もう少し具体的にいうと、
国内での流通やメルカリでの取引では問題がなくても、
外国為替及び外国貿易法(外為法)により、
国外への持ち出しに許可が必要(または持ち出し不可)なものがある
ということです。
この部分も一度チェックしておかなければといけない部分かと思います('ω')
経済産業省のホームページへのアクセス方法についてですが、
メルカリアプリ内のガイド のページで、
'外為法' と検索をかけると、
'外国為替及び外国貿易法(外為法)に抵触する商品について'
というページを確認することができ、
ここから先ほど書いた経済産業省のホームページ へアクセスすることもできます。
私はどちらのページも読まれることをおすすめしたいと考えているため
この順でアクセスされると良いのではないかと思います(*'ω'*)
さらにいえば、
間接的に禁止事項に関わってしまう可能性もゼロではありません。
ですので、
今のところ自分には関係なさそうだなあ(-ω-)
と感じていらっしゃる方も、
こういう場合がダメなんだあ(*_*;
と、やはり確認されておくことをおすすめしたいと思います(・ω・)
使用期限切れの化粧品類の出品も違反に含まれます
使用期限切れの化粧品類を出品すると、
'危険物や安全性に問題があるもの' を出品した
ということになり、
違反となります。
化粧品類については使用期限の確認 も忘れないようにしましょう!
メルカリでは、
法令に抵触する危険物の出品、
人体に危険を及ぼす可能性がある物の出品、
安全性に問題がある物の出品
は禁止されています。
このような出品物を発見したときも
取引をキャンセルする、商品を削除する、メルカリアプリの利用を制限する
などの対応をとる場合がある
とのことです。
確認しなければいけないことがたくさんありますが、
順番にみていき、
周到な確認作業を行いましょう!
せっかくですので、
使用期限切れの化粧品類 の他にはどのような物が
'危険物や安全性に問題があるもの'
になるのかもみておきましょう。
メルカリで'危険物や安全性に問題があるもの' に含まれる物
- 花火、火薬、灯油、ガソリンなど
- 毒物、劇物など
- PSCマーク、PSEマークなどのPSマークがないことで法令の安全基準を満たしていないとみなされるもの(電気用品安全法(PSEマーク類)については経産省HPをご確認ください とのことです☆)
- 法令に抵触するレーザーポインター類
- 法令に抵触するトランシーバーなど
- 使用期限切れの化粧品類
- 開封済みの衛生用品
- その他、事務局が不適切と判断したもの
この中で、個人的には、余ってしまった花火については
捨ててしまうのはもったいない(*_*;
と、出品することを思いついてしまう場合もありそうで注意だなあ
と思いました。
コスメ・化粧品の出品時に、商品の説明 に書いておくと良いこと
メルカリでは、コスメ・化粧品の出品に際して、
安心・安全な取引を実現させるため、
商品名 や、商品の説明 の欄に、
次のようなことをかいておくことを推奨しています。
商品名 の欄にかいておくと良いこと
- メーカー名
- ブランド名(商品の情報 の欄でもブランド名の入力を行えるようになっていますが、用意されている選択肢に該当するブランド名がない場合もあります。この場合、この部分は何も選択せず、空欄でOKです。しかしながら、ここにかいている通り、ブランド名がわかるようであれば、商品名 や、商品の説明 の欄にかいておくと、より良い商品ページになるかな と考えます・ω・)
- 商品名
全体を通していえることではありますが、
このような情報が、簡潔に、わかりやすくかいてあると、
興味をもって商品ページをみていただいた方に
より興味をもってみていただけるかもしれませんね(*'ω'*)
商品の説明 の欄にかいておくと良いこと
- 購入時期、開封時期
- 使用期限、消費期限
- 容量(残量)
- 使用方法、使用用途
- その他、特筆すべき事項
私自身、肌にあわなかった化粧品を出品したことがあるのですが、
残量 については、確認も含め、多くの質問をいただいたように思います。
自分がその商品を買うとき、
気になって確認したことがあれば、
それも説明欄に加えておくと売れやすくなるかもしれません(=゚ω゚)ノ
また、コスメ・化粧品類に関しては、
衛生面に配慮し、清潔な状態で発送することを心がけてください
梱包は破損や内容物の漏れ出しなどが起きないように丁寧に行ってください
というようなことも、
メルカリアプリのガイド に書いてありますので、
このようなことについてもセルフチェックしつつ対応していきましょう。
具体例② サプリメント
サプリメントもメルカリに出品することは可能です。
しかしながら、出品には、
薬機法(医薬品医療機器等法)に基づいたメルカリ独自のルール
に従う必要があります。
香水の出品についてと同様に、
違反がみつかった場合、何らかの処分を受ける可能性があります。
サプリメントの出品についても確認していきましょう('ω')ノ
サプリメントに関して禁止されている出品物
- 医薬品に該当する成分が含まれている等、成分の形成で法令に抵触するもの
- 海外並行輸入品
- 薬効表現、標榜が法令に抵触するもの(医薬品的な効果・効能を標榜して出品することは禁止されています。)
- その他、人体に危険を及ぼす可能性があるとみなされるもの
※薬機法については、たとえば、メルカリアプリ内にあるガイド の
'法令に抵触するサプリメント類'
というページからアクセスして確認することも可能です。
※国内製で、医薬品に該当する成分が含まれていないサプリメント
が出品できるもの
ということです(*'ω'*)
今回も長文となりましたが、
フリマアプリに関するルールは需要とともにこれからも増えていくのかなあ(*_*;
と考えているため、
具体的な禁止出品物からルールを確認する
という今回の記事はシリーズ化してもう少し続けていこうと思います。
それでは、また!